国土交通省が 2023年度から「あらゆる工事での完全実施」 を目指しています
外国人については、「特定技能」「技能実習」「建設就労者」とも、受入企業及び外国人材のCCUS登録を義務化しています。
・CCUSのレベル4・3の技能者数に応じた加点
・レベル2以上にアップした建設技能者の割合に応じた加点
・下請負人に使用される者の労働条件の改善に係る取組に対する評価として、
建設キャリアアップシステム(CCUS)を導入し、元請事業者がカードリーダーの設置等就業履歴の蓄積のための措置を講じていることを評価する項目を新たに追加。※令和5年8月14日以降を審査基準日とする申請で適用
審査対象工事 |
---|
次の①~③を除く審査基準日以前1年以内に発注者から直接請け負った建設工事 |
該当措置 |
---|
①~③のすべてを実施している場合に加点 |
加点要件 | |
---|---|
審査対象工事のうち、民間工事を含む全ての建設工事で該当措置を実施した場合 |
W点:15点 |
審査対象工事のうち、全ての公共工事で該当措置を実施した場合 |
W点:10点 |
国の直轄工事のほか都道府県等でも、モデル工事や総合評価の加点、入札参加資格での加点などの導入が広がっています。
今後段階的にCCUS活用工事の対象を拡大するなど、さらに取組を加速化しています。
・適正な能力評価と、能力に応じた年収目安の明確化による、賃金水準の相場感の形成、引き上げ
・現場や勤務先が変わっても、自らの能力を客観的に証明可能
・カードリーダータッチで建退共掛金を積み立て
・自社が雇用する技能者の数や保有資格、社会保険加入状況等が明らかになり、取引先からの信頼が得やすくなる(=企業の実力の見える化)
・技能者の能力評価と連動した専門工事企業の施工能力等の見える化(4段階評価)
・出面管理のIT化、賃金や代金支払いの根拠が明確に
・下請業者の実力や技能者の資格等の確認ができ、施工の安心感につながる
・PCで作業の進捗状況の確認や下請への支払いの適正化などの現場管理の効率化
・施工体制台帳、作業員名簿、建退共の作業の簡素化、ペーパーレス化
・増える外国人労働者の資格等の確認が容易に